こんばんは。
今日のブログはちょっといつもとは違います。
私が昔から抱えてきた事を書きます。
私には精神に障害のある実の妹と弟がいます。
でも存在を実の両親が隠しているので、私の娘たちは(上の子は少し存在に気づいてますが)下の子は知りません。
(ブログ等で、書いちゃってますけどね…。両親は知りません。)
2人は別々の病院に入っていて、弟に関しては21歳の頃から17年間会えていません。
妹は外出ができたことが昨年あって、その時に一度会えましたが、ほぼ会うことはないです。
2人は子供の頃から変わっていて(ちなみに2人は双子です)私はその2人の間でかなり大変な子供時代を過ごしました。
両親には2人から嫌がらせを受けたと初めのうちは何度も伝えましたが、ただの兄妹喧嘩としてしか聞いてくれず、私はいつしか言うのが疲れて両親に言わなくなりました。
友達に話してもしょうがないとも思ってました。
「両親が聞いてくれないのに、どうして友達が助けてくれる?」
だから私は一人で抱えました。
一時期は私の方が精神状態がおかしかった事もあります。
怪我が原因で学校に行けなくなったことがあったのですが、その後、摂食障害になり入院経験もあります。
このことはもう書かないでおこうと思っていましたが、でもこのことが今の私の考え方の原点なので、もう一度書きたいと思いました。
(以前、ブログを始める前にフェイスブックで書いたことがありましたが、投稿を消しています。)
【障害を抱えて生きるということ】
私自身も摂食障害に苦しんでいた頃、体重の振り幅がかなりひどくて29キロ〜70キロになったことがあります。
私は150センチ。
もう、異常としか言えない状態でした。
30キロを切った時は命に危険があると言われ、「食べること」を強制的にさせられたという気持ちも味わいました。
そして「食べることが止まらない」というこちらもかなり苦しい経験もしたことがあります。
食べるために、それまで貯めていたお年玉を全て使い果たしたこと。
そのあとは、またお金がないので食べれなくなり、体重は戻りましたが、その後もしばらくは食べ方が異常でした。
毎回水を飲むのも苦しいんです。
あの頃にはもう絶対に戻りたくないです。
自分の意思や行動がコントロールできない状態を想像できますか?
多分妹と弟は今もずっとそうなのだと思いますし、これからの回復はもっと難しいのだと覚悟しています。
私が10代の頃お世話になっていた医師に言われたのは、「自分の障害(辛さ)と付き合いながら生きる生き方をしなさい。」ということでした。
すごく真っ当な言葉で、その時は納得してました。
ずっとそういう生き方をしてきました。
だけど、ずっと苦しかったです。
私が今、伝えたい事はそれだけじゃないっていうことなんです。
言葉にするのが難しいけど…書きます。
自分の障害を自分で認めること。
受け入れること。
付き合うという気持ちではなくて、それでも良いのだと、自分を大切に思うこと。
『自分を大切にして良いんだ』って、昔の私は知らなかったんです。
自分を大切にできないなら、【障害なのだ】というマイナスなイメージは消えません。
私の両親はそれを拒否して生きてます。
だから2人の障害に気づくのが遅かったのだと私は考えています。
「障害があっても、その日を幸せに生きることを選べば良いんだよ。」って10代のあの頃の私に言ってあげたい。
受け入れ方の違いです。
私はそれが分かってなかった。
我慢してばかりの生き方は、やっぱり違うと思う。
(もちろん他の人に迷惑をかけないことが前提です。)
そして障害を持ちながら一日を生きることが、どんなに大変か。
それをサポートする周りが、どれだけ自分の時間を費やしているか。
(私は妹と弟に、自分の時間をかなり使っていたと思います。)
でも。
毎日、自分のために1つでも幸せなことを選ぶことが出来ていたら、私の人生は今とは違っていたかもしれないです。
あの時…お花を知っていたらどうなっていたかな?
だけど。もしも、でも…はもう嫌だから。
だからこそ私が今やることがある。
どうして今また書いたか。
これから私がやりたい事につながっているからです。
まだ先はわからないけれど。
書いてみたら、道筋が見えた気がしました。
私が経験したことは、意味がある。
自分にしかできないことが絶対あると私は思います。
だから、みなさんも自分のことを大切にしてくださいね。
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