おはようございます。
12月から扱うハーバリウムオイルについて、もう一度きちんと書こうと思いました。
まずは、12月から使用するオイルの名前をかきますね。
科学名:シリコーンオイル
成分及び含有量:ジメチルポリシロキサン100%
シリコンとシリコーンで、私もちょっと混ざっていたことがあったので、まずそこから書きました。
2つは全くの別物なんです。
粘度は350相当のものを使います。
シリコーンオイルの粘度も10cs~10000cs以上まで、さまざまあるんです。
シリコーンオイル同士なら、混ぜて色々な粘度も作り出すことが可能!
でも絶対に流動パラフィン(ミネラルオイル)とは混ぜないでくださいね。
白く濁って、元には戻らなくなります。
引火点は300℃以上で、消防上の非危険物です。
流動点はマイナス50度以下。
流動点というのはオイルが流動しなくなる温度です。
実は今まで使っていた流動パラフィン350はマイナス21℃が流動点。
マイナス10℃くらいになるとオイルが曇りはじめるんです。→この時の温度を曇点と言います。
だから流動パラフィンの粘度380のもの(流動点マイナス点9℃なので)は冬季ですと曇りが心配。
でも、白く曇っても常温に戻ればまたクリアな状態になります。
もし使っているオイルがわからないときは、一晩冷蔵庫の中に入れてみてください。
白く曇っていれば流動パラフィンということになります。
シリコーンオイルの利点としては、紫外線や温度、振動などや、中に入れるお花から影響を受けない、中のお花に影響を与えないということです。
実は流動パラフィンはその部分でシリコーンオイルに劣るんです。
中に入れるお花から影響を受けやすいんです。
シリコーンオイルは皮膜性も凄くて、花材のコーティングもしてくれるから保護にもなります。
そして、中に何を入れてもオイルに影響がないんです。
でもね、絶対でもない。
色素の中には色移りするものもあるということ。
調べたところ、桜の色素とツルウメモドキの色素は油溶性の色素ということで、色移りがあったそうです。
(ごめんなさい。これは私が実験したものではないです。)
でも、油溶性なら流動パラフィンでも色移りするんですよね。
そして、アレルギーのこと。
実はシリコーンオイルの影響が出る方は5000万人に1人という、極めてまれな確率ということなんです。
私はこの確率がどういうことなのか分からず、前回うまく皆さんにおしらせが出来てなかったんです。
よくよく調べると、この確率ならほぼ大丈夫でして、医療現場とかでも使われていたりするそうなんです。
なので、外のワークショップもこのオイルで大丈夫!という結論に至りました。
とにかく私のやりたいことは、せっかく作った自分のハーバリウムを長く綺麗なまま観賞できるようにしたいということ。
より安全に作れるようにしたいということ。
お値段は少し上がるけれど、他にはないたった一つの自分の作品。
大切にしてほしいなと思います。
なんか色々と書いたけど。
もっと書きたいけれど。
また長くなりそうなので、今日はこのへんで(;^ω^)
お読みいただきありがとうございました。
いつもアドバイスをくれるあの方にも感謝です。
それでは本日も素敵な一日になりますように。
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